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藤崎2丁目歯科
日本に一番多いと言われている病気
25歳以上の80%、45歳以上では88%の人が歯周病に罹患しているといわれます。
歯周病は単にお口の中の病気では無く、心臓病・肺炎・脳卒中・糖尿病・早産等体全体に悪影響を及ぼす重大な病気です。歯周病の流れ
歯肉炎
口の中の清掃状態が悪いと歯ぐきが炎症を起こします、この段階が歯肉炎。歯肉炎は歯ぐきが赤くはれときどき歯ぐきからの出血があります、歯を支えている骨(歯槽骨)には異常はなく自覚症状もほとんどありません。小学生でも歯肉炎の子供はたくさんいます。
歯周病
歯肉炎を放置すると炎症により歯を支えている骨(歯槽骨)が溶かされ始めます。この段階を歯周病といいます。歯周病もまた自覚症状がほとんどなく、放置しておくと歯槽骨がどんどん解けて歯を支えきれなくなり、最後に歯が抜け落ちる怖い病気です。歯周病の進行
歯周病(中期)によって溶かされた歯槽骨(歯を支える顎の骨)
治療
歯肉炎
歯肉炎は早期の治療と正しい歯磨きによってほぼ確実に治ります。歯肉炎を早期に発見するためには、まずよく歯ぐきを観察してください。特に歯と歯の間の歯ぐきがシャープでなく写真のように丸く赤みを帯びていたら要注意、また歯磨きで時々出血があったり、口臭があることもあります。
1.歯周ポケット検査
2.歯石取り
3.歯磨きの練習
高濃度次亜塩素酸水によるポケットの洗浄および高濃度次亜塩素酸水による嗽を行うことにより、早く確実に治療が可能です。歯周病
健康保険による治療にはガイドラインがあり、この順番でなければ給付はありません。
1回目
レントゲン検査
歯周ポケット検査
歯石除去
2回目
歯磨き指導
歯石除去
3回目
歯周ポケット再検査
ポケット内歯石除去および根面滑沢化
4回目〜8回目
ポケット内歯石除去および根面滑沢化
9回目
歯周ポケット再検査
10回目以降
外科処置(歯肉剥離掻爬術または歯肉切除術)
数回回数がかかります
・歯周ポケット再検査時点で治癒と思われれば以降の治療はおこなわずメンテナンスに移ります
・途中保存不能な歯があれば抜歯等をおこなうため回数は増えます
・残存歯の本数で治療回数は変わります高濃度次亜塩素酸水による歯周病治療
できるだけ短期で確実に治療したい。できれば外科処置はおこないたくないという方は「高濃度次亜塩素酸水」を用いた歯周病治療がお勧めです。
虫歯と歯周病は歯科の2大疾患といわれ、歯をなくす原因のほとんどを占めています。歯が痛くなったら、歯がぐらついたから、では手遅れなんです。少しでも心当たりがあったり、なにもなくても自分の口の中の状況を早めに検査することをお勧めします。
歯周病チェック
- 口臭がひどい
- 朝起きたとき口の中がねばねばする
- 歯磨きで歯ぐきから出血する
- 歯ぐきが腫れている
- 歯が浮くような感じがしばしばある
- 歯が以前より長くなった感じがする
- 歯がぐらつく
- 歯ぐきを押すと膿が出ることがある
このうち一つでも該当項目があれば検査を行ってみましょう
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