Q1.基礎編の内容は充分練習されましたか?
「いいえ」の方はこの先は読まないでください。
Q2.基礎編の内容は上手く出来るようになりましたか?
「いいえ」の方はもう一度基礎編に戻ってください。
ここを読んでいる方は基礎編をマスターした方であると信じている。
それでは始めるとしましょう。
基礎編では歯に対してきちんと歯ブラシを当てることをお教えしたと思う。
しかし、それだけでは歯と歯の間など細かいところに上手く歯ブラシがあたっていない事に気づいていただろうか?
どちらでもいいが、確認したいという方は「歯垢染色液」などを使ってみれば一目瞭然だと思う。
さて、ここでは基礎編に少し手を加えより多くの汚れ落としを試みることとする。
前歯
前歯は@〜Cまでの4面により構成されている。
このうち@とBの面は基礎編の磨き方で特に問題ないのだが、AとCは隣に歯があるため上手く磨けない。
上手く磨けないから虫歯が出来やすいということである。
さて、いわゆる「前歯部における歯と歯の間」の磨き方であるが、まず基礎編のことを思い出してほしい。
基礎編では左写真のように歯ブラシをきちんと当て、上下に動かしながら少しづつ矢印方向にずらしていくという方法であったが、これの歯ブラシの角度に少し工夫を加えることとする。
この方法は歯ブラシの端の一列(左写真の青線部分)を使いAとCの面を積極的に磨く方法である。
前歯の磨き方ムービー
上の前歯も同様に行う
臼歯(奥歯)
奥歯は基礎編の磨き方を変化させるのではなく、基礎編の方法で磨いたあとに、別の磨き方を加えることになる。
別の磨き方とは
歯ブラシは歯茎の方向に傾けるのではなく反対に傾ける。
小さく振動させ毛先を歯と歯の間に食い込ませ掻きだす。
あくまでも振動で毛先を食い込ませるのであって、決して力で押し込まないように注意すること。
この方法は歯ブラシの消耗が早くなる。
奥歯の磨き方ムービー
裏側は少し難しいので練習が必要だと思う。
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