さぞかし変なタイトルだと思われたことでしょう
しかし、あなたの人生にとってとても大切なお話です。
まずは、自分の口の中で
1.歯茎は腫れている
2.歯磨きで歯茎から血がでる
3.むし歯がある
4.歯並びが悪い
5.親知らず以外で失っている歯がある
6.差し歯になっている歯がある
これらに当てはまらない方は、この先は読む必要はありません。
ここをクリックしてHOMEにもどり、必要な情報をお探しください。
............
............
ここを読み始めたあなたは心当たりがある方ですね?
それでは私も真剣にお話しましょう。
さてあなたは歯というものが一生使っていけるものだと思っていますか?
いつかはみんな入れ歯になるのがあたりまえと思っているでしょう。
答えはNO
もともと人間に備わっている臓器なわけですから、歯だけ先に寿命が来てしまうとは考えにくいでしょう。
ただ他の臓器より置かれている環境が厳しいことは事実ですが。
歯を無くす原因なんていまさらここでお話しても、皆さんは「そんなことわかっている、歯周病とむし歯だ」といわれるでしょう。
そのとおりです。
でも歯を無くしたらどうなるのか、それはまだまだお分かりではないでしょうね。
体験できるものではないでしょうから。
恐怖の歯無しとは?
歯が無く総入れ歯のおばあさんが同居している娘に、「今日の夕食は何か」と尋ねたところ、娘は「おばあちゃんは歯が悪いから腑だよ」と答えた。
今日腑の歯無し
「何なんだ!馬鹿にしてるのか」
落ち着いてください。
まず、食の歯無し
あなたにとって食べることは、栄養を摂取するためだけですか?
まさに今、あなたが思ったとおり「食べることを楽しむ」・・・・大切なことです。
もしあなたが歯が丈夫でなければ、また歯が無ければ食に対する楽しみを奪われることになります。
「入れ歯があれば食べれるのでは?」と思われるかもしれませんが、どんなによくできた入れ歯でも自分の歯に比べれば噛む効率は30%以下なんです。
また入れ歯は口の中を覆うため唾液が食べ物に混ざりにくくなり味が変わります。
また食べ物や飲み物の温度の感覚も変化します。
入れ歯は効率が悪いだけでなく、味や温度感覚も変わるということです。
さっきのバカ話の続き
おばあさん「ちょっと待って、腑だけじゃ死んじまうよ!」
次に消化と栄養の歯無し
これはさっぱりとお話しましょう
口で食べ物をかみ砕き、唾液という酵素を混ぜなければ胃腸の負担が増えます。
結果、胃腸を壊すだけでなく消化効率が悪くなり、栄養の摂取効率も下がるということ。
この話のポイントは
大きな病気をしたときに、十分な栄養を取れるかどうかで回復に差がでるということ。
高カロリーの点滴や流動食は、生きるのにぎりぎりの栄養しか摂取できない。
生命のボ−ダーラインにたったとき、この差ははっきりと形に現れる。
さらにバカ話の続き
おばあさん「わたしはもっとおいしいものが食べたいよ」
娘 「そんなこと言ったって・・・・・」
おばあさん「お金はいくらでも出すからお願いだよ」
お金の歯無し
もしあなたが歯を失い入れ歯を入れたとして、よく噛めない、味がしないetcで後悔しても歯は戻らない。
我慢をすることは無い。
インプラントがある。
「何だちゃんと手段はあるじゃないか。脅かすな」とお叱りを受けそうだが、インプラントは驚いて卒倒しそうなくらいお金がかかる。
ちょっと具体的にお教えしましょう、こっそりと。
すべての歯を無くしそれを再現するために高級車がゆうに買えてしまうくらい。
車と歯とどっちが大切か?なんて馬鹿な比較はしませんが、歯を無くしてしまうまでの過程でも、治療でお金を使い無駄にして、抜歯でお金を使って、わざわざ今日腑へのパスポートを購入しているわけです。
これを読んで「腐るほどお金を持っている人はいいな」と思うあなた。
ちがうでしょう!
もう一度言う、ちがうでしょう!
バカ話の続き(内容はだんだんシリアスに)
おばあさん「私はもうこんな生活はいやだ、私は資財をなげうってでもインプラントをする」
娘 「おかあさん年とってるから歯が無いのは仕方ないんじゃないの」
娘 心の中で「お金使ってももう何年生きるかわからないよ、無駄だし死んだあとの財産がなくなってしまうよ。」
おばあさん「残りの人生で食べたいものをおいしく食べないと、わたしゃ成仏できないよ!」
インプラントの歯無し
インプラントをやれば何でも食べれるようになのでしょうか?
食べれます。
どの位の期間使えるんだろうと考えたあなた。
スルドイ!!
「実はとても長く使えます」と言いたいところですが、構造を頭の中でお考えになられたらわかる通り(わかるのかな?)、インプラントにも歯周病は起こります。
ということはきちんと歯磨きしないとダメ。
歯磨きしたら火葬場で、インプラントが埋まったままの骨を拾ってもらえます。
おばあさん「えっ!こんな年になってお金使って、歯磨きなんかやらないといけないの」
歯磨きしてない人は日本人にはまずいません。
でも「磨いている」と「磨けている」はまったく違います。
磨けていることが重要ですから、十分な指導と練習が必要です。
このお話は、たったこれだけの言葉を言いたいために書きました。
おばあさん「結局歯磨きやるんだったら、まだ歯があるうちにやっとけば今の苦労も無かったし、お金もいらなかった。」
歯無しにならない話でした。
COPYRIGHT FUJISAKI 2CHOME DENTAL ALL RIGHT RESERVED
藤崎2丁目歯科 知識の部屋は福岡市早良区藤崎の歯科医院「藤崎2丁目歯科」が皆様の歯科に関する知識の向上を目的として管理運営されています
藤崎2丁目歯科 知識の部屋に対するご意見ご希望などございましたら藤崎2丁目歯科フォームから連絡ください
藤崎2丁目歯科 知識の部屋の内容を無断で転載することはご遠慮ください