歯科医に好かれるいい患者
歯科医は職人であり、その前に人間であります。
いい患者とそうでない患者とでは自然に治療に対する情熱も変わってしまうのも仕方ないのではないでしょうか。
自分で選んだ歯科医院、いざ治療となったとき歯科医にとって好ましい患者になることは自分自身にメリットがあることになります。
歯科医から見るいい患者とは?
予約の時間を守る
歯科医院での予約とは「約束」という表現が正しいのです。
予約の患者さんのために準備をして時間を空けて待っているわけですから、何の連絡もなくすっぽかすと準備は無駄になり、何もやることがない時間ができてしまいます。これはその医院にとっては損害になってしまいます。
また時間に遅れると、時間を守っている次の予約の患者さんを待たせてしまい他の患者さんにも迷惑をかけてしまいます。
予約をするときは確実な日時選ぶ。
予約のキャンセル・変更は遅くとも1日前におこなう。
当日処置の終了時、次回の日時の予定がわからない場合は予約はせず、後日確実な日時を確認後に電話などで予約(当日でもよい)する。
自分の歯に興味を持っている
見える虫歯があっても「痛くないから悪くない」、歯がない部分があっても「不自由しないから問題ない」とおっしゃる方が意外と多くいらっしゃるようです。髪の毛や肌は少々傷んでも、体にはダメージはありませんが、虫歯や歯周病は進行性の病気であり、歯が抜けていることも少しずつ体に変化をおよぼします。自分の歯をよく見て、よく知って、治療に熱心な患者さんには歯科医も張り切って治療するでしょう。
治療を中断しない
途中で治療を放棄すると今までの治療は水の泡どころではなくもっと悪くなってしまいます。歯科医としては自分の仕事が完了しないうちに中断させられるのは気分がいいものではありません。また治療が再開しても、いつまた中断になるのか心配になり身が入りません。ほかの歯科医院に行っても口の中を見れば中断していることはわかります。その場合また中断するのではないかと考えます。
患者さんは「自分の歯をあきらめない」という考え方が必要であると思います。
自分の意思を持っている
治療について、疑問があれば質問するのは患者さんの権利。それに答えるのは歯科医の義務です。ある程度話し合い納得してもらって治療を始めるのですが、治療途中にまったく違うことを言い出したり、はじめに話してあることを何度も聞いてきたりする方がいます。おもに「友人や知人に話しをして気が変わった」とか、「はじめに話し合ったときによく聞いてなかった」などがあるようですがこれでは患者さんと歯科医との信頼関係は築けません。治療法などある程度患者さんも勉強して、わからないことは歯科医に聞く、そして納得したら治療をすることが大事です。
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