藤崎2丁目歯科 知識の部屋

サイト内検索(and検索/スペースを使用)
歯科の基礎
歯科医院について
口腔衛生
疾患
歯科機材・設備
矯正
審美
インプラント
その他
雑談

歯ブラシ

 brush4.jpg - 1,996Bytes     皆さんは歯ブラシをどんな基準で選んでいますか。価格や形いろいろあると思いますが、このページは私の主観による歯ブラシの選択基準について勝手に書かせてもらいます。
ちなみに、どんなに良い歯ブラシを使っても磨き方が悪ければ意味はありませんが、磨き方が上手な人は良い歯ブラシを使うことによりかなりの効果を期待できます。
まず大事なことは、大手メーカーさんのコマーシャルに惑わされないこと。売上を上げるために形に特徴をつけインパクトを与えることが主眼になっている商品が多いように思います。次に歯ブラシの耐久性は意外に弱く、毛が開いてきたらすぐに交換すること、開いた歯ブラシの清掃効率は非常に悪く、逆に歯ぐきを傷つけやすくなります。目安は1ヶ月でも遅いくらいです。

歯ブラシのつくり
歯ブラシはヘッド、ネック、ハンドルに分かれます。

     brush1.jpg - 884Bytes ヘッド    brush2.jpg - 871Bytes ネック    brush3.jpg - 1,303Bytes ハンドル

歯ブラシ選びのポイント

  • ヘッド
    奥歯が磨きやすいように小さな物を選びます、植毛は3列のものまた毛の硬さはふつう。やまぎりカットとかありますが、今は歯磨きはたてに磨くのではなく横磨きが主流のため歯をすり減らしたり歯ぐきを傷つけるだけでほとんど意味はありません.
  • ネック
    歯ブラシは歯に対してきちんとまっすぐあたるように磨きます。ですから歯にかかる力を緩和するために柔らかくできているものは、きちんとブラシが歯にあたらないということになりますし、ネックが曲がっているものは、奥にはあたりやすそうでもほかの部分にはかえってあたりにくいんです。ブラシの角度を手で覚えてきちんと当てることが必要で、そのためにはネックはまっすぐで柔らかくないものを選びましょう。
  • ハンドル
    よく親指のストッパーがついていたり、ラバーのグリップがついていたりしますが、5本の指で歯ブラシを握ると確実に力の入れ過ぎで歯や歯ぐきにダメージを与えます。歯ブラシは、3ないし2本の指で支える感じで使うもの、まっすぐでシンプルなものを選びましょう。

歯ブラシの交換時期

ブラシが少しでも開いたら交換。このことは誰でも知っています、でも意外と間違っているのは確認のしかた。ブラシ側から見るのではなく柄の側から見て毛先が柄から少しでもはみ出していたら開いているということです。おおむね2〜3週間くらいで交換です。

brush5.jpg - 895Bytes

こっち側から見る

 

 

おすすめの歯ブラシ
brush.jpg - 1,704Bytes

GUM バトラー#200コンパクト
ヘッドが小さくカラフル以外に、特徴がなさそうなのが特徴。皆さんの評判も非常によく、「一度使うとほかは使えない」とよく言われます。

最後に
歯ブラシの良し悪しなんかわからない。こうおっしゃる方、それはきちんとした磨き方をしていない、というか知らないんです。磨き方を習得すれば、歯ブラシの良し悪しはすぐにわかるようになります。
それでも歯磨きは、歯医者さんで習ったことがあるんだと言われる方。きちんと歯ブラシが使えるようになるまで、少なくとも10回くらいの指導を受けないと、1回や2回では習得できていませんよ。

 

COPYRIGHT FUJISAKI 2CHOME DENTAL ALL RIGHT RESERVED

藤崎2丁目歯科 知識の部屋は福岡市早良区藤崎の歯科医院「藤崎2丁目歯科」が皆様の歯科に関する知識の向上を目的として管理運営されています
藤崎2丁目歯科 知識の部屋に対するご意見ご希望などございましたら藤崎2丁目歯科フォームから連絡ください
藤崎2丁目歯科 知識の部屋の内容を無断で転載することはご遠慮ください